> このような症状は室内空気環境・化学物質・電磁波が原因なのかもしれません

このような症状は室内空気環境・化学物質・電磁波が原因なのかもしれません

  • 目のチカチカ・かゆみ・充血

  • 鼻のムズムズ・かゆみ

  • のどの痛み・声のかすれ・咳

  • 皮膚のかゆみ・発疹・じんましん

  • 頭痛・めまい・吐き気

  • 疲労感・倦怠感・気分がすっきりしない

  • 臭いが気になる

  • 空気を重く感じる

  • 呼吸が苦しい(息苦しい)

  • 本人にしか分からない漠然とした不安

体に悪影響を与えると考えられている物質

私たちは、1日に15Kg以上の空気を体内に取り込んでおり、それに伴い大量の化学物質も体に取りこんでいます。それらの化学物質の中には体に悪影響を与えると考えられているものも含まれています。これらのなかの有害化学物質が血液に溶け体内に害をもたらすといわれています。

主な原因
家庭用品(洗剤、柔軟剤、漂白剤、芳香剤)、化粧品、殺虫剤、防虫剤、たばこの煙、排気ガス、農薬、除草剤、建材:接着剤・塗料(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン)、人工電磁波

また、これらの有害化学物質が多い空間は、空気中の求電子物質も多くなり、この求電子物質がマイナス電子を吸い取ることで、プラス電子の多い酸化空間なり、様々な体調不良を引き起こすと考えられています。

室内空気環境・化学物質・電磁波によってひきおこされる主な疾患

これらによってひきおこされる主な疾患としては「シックハウス症候群」「化学物質過敏症」「電磁波過敏症」「アレルギー疾患」(ぜんそく・アトピー・花粉症など)があげられます。現在も非常に多くの方が苦しんでおられます。それだけでなく潜在患者数は日本国内で100万人以上だと言われています。

シックハウス症候群(Sick Building Syndrome)

シックハウス症候群は、建物内の室内空気環境が原因で、居住者や利用者がさまざまな健康症状を訴える状態を指します。これは特に、1970年代以降、エネルギー効率を高めるために建物が気密化された結果、室内の換気が不十分になり、化学物質やその他の有害物質が蓄積しやすくなったことに関連しています。

化学物質過敏症(Multiple Chemical Sensitivity)

化学物質過敏症は、日常生活で使用される微量の化学物質に対し、様々な身体的・精神的な症状を引き起こす状態を指します。特定の物質だけでなく、複数の物質に対して過敏になる場合もあり、その症状は人によって大きく異なります。シックハウス症候群と類似する点もありますが、化学物質過敏症は、より広範囲な化学物質に対して反応し、症状も多岐にわたることが特徴です。

電磁波過敏症(Electrical Hypersensitivity)

電磁波過敏症は、スマートフォンやパソコン、電子レンジなどの電化製品が放つ人工電磁波に対して過敏な反応を示す状態を指します。その症状は、シックハウス症候群や化学物質過敏症と似ています。

シックハウス症候群と化学物質過敏症の違い

シックハウス症候群と化学物質過敏症は、どちらも化学物質による健康被害ですが、重要な違いがあります。

「特定の場所で発生→シックハウス症候群」「場所に関係なく発生→化学物質過敏症」

シックハウス症候群は主に新築や改装後の建物内で発生し、建材から放出される特定の化学物質が原因であり、建物を離れると改善することが多いのが特徴です。一方、化学物質過敏症はより広範囲の化学物質に反応し、特定の環境に限定されることはなく、様々な場所で誘発される可能性が高いのが特徴です。